研究室紹介


 当研究室(熱流動工学領域)では,原子炉やボイラー等,相変化を伴う伝熱装置の設計,安全性に関連した気液二相流の流動と熱伝達の基礎的な研究,並びに,マイクロチャンネル内の気液二相流の特性,機能性混相流の開発等の研究を行っている.研究室は教授1名,講師1名,助手2名より構成されており,学生は現在,学部大学院併せて20名が在籍している.以下に当研究室で現在行われている研究について簡単に紹介する.

 ・ 多次元気液二相流の実験とモデリング
 ・ 環状流における気相乱流場の流動特性に関する研究
 ・ 垂直円管内の沸騰蒸気泡の基礎特性に関する研究
 ・ 熱泳動現象を利用したディーゼル排気中の粒子状物質除去フィルターの開発に関する研究
 ・ 強制対流および自然対流過渡気液二相流に関する数値解析
 ・ 沸騰蒸気泡挙動壁面離脱挙動に関する実験的研究
 ・ 細管内気液二相流の動的挙動に関する研究
 ・ 強制対流および自然循環過渡気液二層流に関する実験研究
 ・ 伝熱促進のための知能機能性混相流体の基礎研究
 ・ 半導体洗浄スピンユニットにおける液膜流挙動に関する研究
 ・ 環状噴霧流における液滴挙動シミュレーション
 ・ 下向き伝熱面における沸騰熱伝達と気泡挙動に関する研究
 ・ 高速度ビデオカメラを用いた気泡挙動に関する研究
 ・ 管内沸騰伝熱を対象とする限界熱流速(CHF)予測モデルの構築
 ・ 核沸騰を用いた冷却限界への挑戦



片岡研ホームページに戻る.